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年下なんて関係ないっ!

第4章 まさかのライバル宣言

先輩をおぶると胸が背中に当たる。

思ったより、あるんだよな。

って、何考えてんだ、俺。

これじゃ、本当の変態だ。

首をぶんぶんと振って、煩悩を振り払おうとする。


首を斜め上に向けて、先輩の顔を見る。

気づいてないかもしれないが、先輩は美人だ。

ぱっちりとした二重まぶたに

長いまつげ、

栗色の髪からはキツくない いい香りがする。

でも、俺が1番好きなのは

意思の強そうな大きな瞳だ。

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