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甘いキスを永遠にー番外編ー

第2章 春の運動会

「元哉、どっち?」


と言っているうちに二位の旗を持った誘導者が海を連れて行った。


「残念、二位だ…」


「悔しいなあ、海…」


「そうだね、でも頑張った、頑張った!」


私は案外ケロっとしていたが、元哉は肩をガックリ落として、まるで自分の事のように悔しがっていた。



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