テキストサイズ

甘いキスを永遠にー番外編ー

第2章 春の運動会

その後午前中は海の種目は二人三脚、障害物リレーで和やかに進んだ。


お昼になり、家族三人でお弁当を広げ食べている時だ。


PTAの小島さんが声を掛けてきた。


「岩崎さん、御主人、PTAのリレー出れないかしら?」


「えっ?」


「ほら、岩崎さんの御主人お若いから!」


「いやだ、若くないわよ〜」


若く見えるだけで実際は37だ。


若くはない。


なのに…


「いいですよ、リレー出ます」


と、元哉はあっさり快諾した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ