22歳の僕
第2章 22歳の僕
「確かに表情でないよね?よくなに考えてるのかわからないとか言われない?」この先輩は本当に失礼だな…内心思ったが「よく言われますね」僕は一理あると思ったのでそう答えた。言われっぱなしも癪に障ったので「先輩は見かけ通りにズバズバ言いますね」と言い返したかったが、倍にしてかえされそうだったので止めた。結局そのあと恋愛の話やら、学生時代の話やらを4人ですることになり…帰りは0:00をまたいでいた。巡回にきた警備員には「早く帰ってくれ」と言われたほどだ…
不思議だった…あんなに辞めようと思っていたのに帰り道には辞めようと思う気持ちは失せていた。きっと4人のでの会話の居心地が良かったからだ。一番苦手意識を持っていた先輩がコミュニケーションをとったことで苦手意識はなくなっていた。
不思議だった…あんなに辞めようと思っていたのに帰り道には辞めようと思う気持ちは失せていた。きっと4人のでの会話の居心地が良かったからだ。一番苦手意識を持っていた先輩がコミュニケーションをとったことで苦手意識はなくなっていた。