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アリスは犯される

第2章 マッドハッター


「えっ…だれ…」

ウサギは喋らない??

…うん。

そうだよね、懐中時計持ってるからって動物だもんね…

男の人は、黒い帽子にブレザー、赤いチェックのズボンをはいていた。

怪しい笑みを浮かべながら私の方を見ている。

「僕はマッドハッター。」

どこから持ち出したのか、ティーポットとティーカップを持っている。

慣れた手つきでトポトポとカップにお茶をいれる。

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