
秘密のカップル
第6章 過去。弘樹side
梨華「中田、今日日直だからゴミ捨て行かなきゃいけないよー」
当時の梨華も、裏でも表でも俺のことを苗字で呼んでいた。
今は表だけだけど。
弘樹「ん。わかってるって。ゴミ捨て場ってどこにあるんだっけ?」
梨華「校舎裏ー^^」
梨華はよく笑うようになった。
笑顔が可愛く見えて、仕方がなかった。
弘樹「…っ!///…わ、かった。俺が捨ててくるよ」
ゴミを持ち上げて教室を出て行こうとすると、梨華に止められた。
梨華「待って!私も行く!」
正直嬉しかったし、
チャンスだと思ったんだ。
