
秘密のカップル
第9章 バレ…そう?汗
梨華「ちがっ…これは!」
急いで乱れた服を着ようとした時、弘樹の手が私の服に伸びた。
弘樹「…中学生なのにさ、胸元ですぎじゃない?って思って直そうとしてたの。ほら、安西、もっとこっちきて。
直してやるから」
え…
弘樹…?!
梨華「あ、りがと…」
どきんっ、どきん…
皆の前で、いつもと違う弘樹が私に触れてる。
そう思っただけで、ドキドキが止まらない。
もちろん、私たちは皆の前では「ライバル同士」とも言える、いつも喧嘩ばかりしている仲。
「…え、」「弘樹、なに安西に優しいの?ww」「ははwww」
皆驚いたり、
笑ったりするわけで。
