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禁断兄妹

第2章 悪戯



眠気が覚めて
ドキン、と胸が騒ぐ。


まさか

急に心臓がドキドキ
息苦しい

どうしよう
寝たふりを続けた方がいいの

でも今起き上がったら
なんて言えばいいの

迷っているうちに
私の膝に置かれていた手が
ぴったりと肌に密着したまま

ゆっくりと
太ももへ上がってきた。

えっ



お兄ちゃん
何を

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