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禁断兄妹

第7章 二回目の絶頂


「‥‥声、我慢するなよ‥‥」


お兄ちゃんは指を優しく動かしながら
私の右耳にほとんど唇を押しつけるようにして
熱い息と共に囁く。

頭の中いっぱいに広がる
甘く濡れた低音

そしてまた耳の穴に舌を差し込まれて


「ぁンッ」


思わずあげてしまった声に


「可愛い声だな‥‥」


ため息をつくように微笑むお兄ちゃんの吐息に
強張る身体の力が奪われる。


「‥‥もっと鳴かせたくなるよ‥‥」


お兄ちゃんは私の顎にかけていた左手を離して自分の口元に持ってくると
赤い舌を出し
いやらしい音をたてながらその指を舐めた。

たっぷりと唾液をつけた指先が
固く立ち上がってる私の左胸の乳首を捉える。


「ん‥‥ッ!」


親指と中指で軽く乳首を摘まんで
指をすり合わせるように刺激を加えながら
人差し指の腹でその先端を優しく擦りあげる。


「ーーーッ!」


濡れた指先がぬるぬると蠢く度に
乳首から全身に走る
微弱な電気のような快感

花芯への愛撫のように
優しい指使いで同じ動きを繰り返されて

そんな風に同時に責められたら
おかしく
なっちゃう

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