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禁断兄妹

第7章 二回目の絶頂


自分でもわからない

さっきまであんなに抵抗して
泣いて
憎んでいたお兄ちゃんの言葉に
どうして頷いたんだろう

血が繋がっている兄妹なのに
こんなことするのは絶対に嫌って
あんなに強く思っていたのに

気がつけば私は
お兄ちゃんの誘惑に
無意識に頷いていた。

それが何を意味するのか
どんなことが起こるのか
よくわかっているはずなのに


お兄ちゃん

本当は
拒んで欲しかったの

頷いた私を軽蔑してるの

お兄ちゃんの気持ちが
わからないよ

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