無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

抜けてしまう手前まで退いたそれは
再び中へ

擦れ合う
修斗自身と私の内側


「ああ、修斗、はあ」


ぞくぞくと快感が背中を這い上がり
声を上げてしまうのを
止められない

まだ慣らすように
ゆっくりとした動きなのに

こんなにも
感じる

私の中がなじんできたことを感じたのか
修斗の先端が
絶頂へ導かれた時の浅瀬を
こそげるように突いた。


「きゃあっ！」


びくん、と
自分のものじゃないみたいに
身体が跳ねた。


「いい身体だ‥‥」


修斗が熱い吐息を零して


「乱れてくれ、嬢‥‥」


固い先端がそこを狙いすまして
えぐるように
出入りし始める。


「ああっ、修斗、だめ、そこ、あああっ！」


指で責められて達したそこは
まだ熱を持ってるほどなのに
今度は修斗自身で
責められて

修斗の動きは
早さと力強さを
増していく。


「あん、やだ、もう、またイっちゃう、はあ、だめ、」


顔を振り
修斗の首に回した腕に
力をこめる。

修斗は片手で自分の身体を支えながら律動を続け
もう片方の手で
私の胸をまさぐる。

乱されていく私を
額がつきそうなほど近くで見つめる
情熱的な瞳


「たまらない‥‥もっと乱れてくれ」


大きく揉みあげられては
頂きを摘まみ
甘く転がされて

そんな風に
同時に責められたら
もう


「ああ、だめ、イく、修斗っ」


指先で摘まみ上げられた頂きと
修斗自身で責めこまれている一点が
光線で繋がれたように
強く
反応し合って


「もうイっちゃう、修斗、しゅう、と、っ！」


私はあっという間に
二度目の絶頂に飛ばされた。