無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

再びゆっくりと押し倒されて

修斗を受け入れられるだけ
開かれた両足
その腰を
両手で掴まれる。


「挿入れる‥‥嬢」


まだ余韻の残るそこへ
あてがわれた修斗自身
蜜をこすりつけるように
二、三度花びらの上を動いた後
それは静かに
押し入って来た。


「ああ‥‥っ！」


指を遥かに超える太さ

思わず悲鳴に似た声を
上げてしまう。

熱い塊が私の中をめりめりと押し広げ
深く
埋め込まれていく

失っていたセックスの感覚
今鮮烈に
突きつけられる


「ああ、修斗、修斗‥‥っ」


私の身体は歓びに震え
修斗自身が奧へ進むほどに
弓なりに
固く反ってゆく。


「嬢‥‥っ」


熱い息を吐きながら
ゆっくりと
でも止まることなく
腰を進める修斗


「修斗、ああ、はあ、すご、い‥‥っ」


内側がそがれるように擦られて
まだ挿入れられてるだけなのに
すごく
感じる


「もう少し力を抜いてくれ。傷つけてしまう」


「うん、だって、はあ、ああっ」


意識的に呼吸をして
必死に身体の力を抜く

私の呼吸に合わせ
修斗が更に奥へと進んでくる。


「ンゥ‥‥ッ！」


身体の真ん中を貫くように
隙間なく満たされて
最奥に当たった感覚


「全部挿入った‥‥」


いつの間にか
固く目を閉じていた私の耳元で
荒い息遣いと
熱い声が聞こえた。

目を開けると
私と頬を合わせるように
修斗の顔

腰から離した両手を
私の顔の横について
鍛え上げられた身体が
私に覆いかぶさっていた。


「修斗‥‥っ」


握りしめていたシーツを離して
修斗の首に
回した。

頬に
唇に
口づけをくれる修斗

私の身体も汗ばんでいたけれど
修斗の身体も同じ
二人
真夏の霧雨に包まれたよう


「挿入れるだけで汗をかいた‥‥あまり締めつけないでくれ‥‥」


眉根を寄せ
苦し気に細められたその瞳は
ひどくセクシーで
私の胸を
甘く締めつける。

そして修斗が
静かに動き出し
ぎっちりと詰まっていたそれが
緩やかに退いていく。


「ああぁ‥‥っ！」