禁断兄妹
第84章 愛してない
修斗の律動は更に速さと力強さを増して
甘くも
厳しい責め
突き刺さるほど
切り刻まれるほど
絶え間なく与えられる
激しい快感
これは
修斗の想い
鳴きながら
泣きながら
受け止め続けて
「すごい、修斗、ああ、またイく、イっちゃう、イくゥ‥‥ッ!!」
一気に高みへと
突き上げられた身体
目も眩むような光の中
私は粉々に
砕け散った
そして
絶頂の渦の中へ
飲み込まれて
ゆく
「由奈‥‥ッ!」
振り絞るような修斗の声
奥深くに受け止めている修斗自身が
どくりと脈打つのを
はっきりと感じた。
避妊具の中へ
せき止めていた全てが
どっと吐き出されるのさえ
感じて
その感覚に
胸が震えて
絶頂感が
幾重にも重なって
私は
真白に溶けた‥‥───