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禁断兄妹

第3章 告白、そして指で‥‥



あのいつも優しいお兄ちゃんが
本当にあんなことしたのかな

信じられないくらい
いやらしかった

今まで私のこと
そういう目で見てたのかな

私のこと
好きなのかな

実の妹の
私を

ううん
まさかそんなこと
ありえない

やっぱり
夢だったのかも


とりとめのない考えに支配されて
リビングに行くのが怖くて

お兄ちゃんはアルバイトで
ずっと家にはいなかったけれど

私はほとんど自分の部屋で過ごして
一日が過ぎた。

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