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禁断兄妹

第13章 ごめん萌


急いで自分の部屋に入って鍵をかけると
俺はベッドにダイブした。

くそっ
どうしちまったんだ俺

ばくばくと鳴りやまない心臓の音
やばいほど身体が熱い。

完全に
勃っている。

胸がちょっと見えたくらいでこんなになるなんて
ガキかよ

しかも相手は萌
俺は初めて萌に欲情してしまった。

今までずっと萌を一人の女として見てきた
でも
萌に女を感じたことはなかった

性的な目で見たことは
本当に
一度もなかったんだ。

いつか萌が大人になって
俺達がそういう関係になるとしても
それはまだ先の話で
萌が高校生くらいになったらかな、なんて
漠然とそう思っていたのに。

不意打ちだ

俺の中の男が
無意識に反応した。

萌の白い肌
細い手首
膨らみ始めた胸

息苦しくて
鼓動が早まる。

下半身が

疼く

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