テキストサイズ

禁断兄妹

第17章 告白、そして指で‥‥ ※※柊side※※


頭が空っぽになるほど
長く
夢中で口づけて
俺はやっと萌の唇を解放した。

唇が離れた瞬間
ため息のような熱い息を吐いた萌

肩で息をしながら
俺の視線を避け顔を背ける。

上気した頬
苦しげに細められた瞳

その乱れた横顔に
俺はぞくりと総毛立つのを感じた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ