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「‥‥ん、あ、お兄‥‥ちゃん‥‥」


俺に引きずられるな
俺を拒み続けろ
目を覚ませ

さっきの夢の中のお兄ちゃんの言葉
あれは
私が求めている言葉

わかってる
わかってるよ
だけど
今だけ‥‥

私の手はあの日のお兄ちゃんの動きを真似て
小刻みに動き出す。

こんなことをする私を
今だけ許して


「お兄ちゃん、あ、あ‥‥ッ！」


両足が淫らに開いて
かかとが浮き上がる。


───可愛いイキ顔、ちゃんと見せて───


甘い囁き声が
耳にこだまする。


「‥‥あ、もう、イっちゃう、だめ、‥‥お、兄、ちゃん‥‥っ‥‥」


お兄ちゃん
私
お兄ちゃんが
あなたが

好き
で
す