無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「‥‥きゃっ！」


俺は無言のまま後ろから由奈を抱き締めた。


「飯食いに来たわけじゃ、ないんだけど」


「うん‥‥」


長い髪がまとわりつく首筋に唇を押しつけながら
両手で胸をまさぐると
由奈はため息のような熱い吐息を零す。

スカートをたくしあげ始める俺に
由奈は慌てて


「待って、柊君‥‥」


かまわずに腰までまくりあげると
Tバックが露になった。

ほとんど紐でできているようなそれは
脱がせるまでもない
細いフロント部分の横から縦溝に指を這わせると
由奈はびくっと身体を震わせた。

首筋と耳にキスを落としながら
潤み始めた縦溝をなぞるように
ゆっくりと指を行き来させる。

由奈の体毛は限界まで処理されていて
ほとんど無いに等しく
指はなめらかに滑る。


「ん‥‥っ‥‥あ‥‥」


探し当てたクリトリスを二本の指で挟んで
小刻みにさするように刺激すると
由奈は身体を震わせながら甘い鳴き声を上げた。

俺は時折クリトリスから指をずらして
濡れ具合を確かめる為に蜜壺へ指を差し込む。


「はあ‥‥っ」


そのたびに
ぶるっと、由奈の背中が震える。

愛液を指に絡めては
またクリトリスを責め
挿入れられるぐらい濡れるまで何度も繰り返すうちに
深く入れた指の根元まで愛液が絡みついた。


「柊君‥‥ベッドでしようよぉ」


荒い息で顔だけ振り向いた由奈。


「‥‥ここでする‥‥」


俺は由奈の目を見据えながら
手に持っていたコンドームの包装を歯で破った。


「そこに、手をつけよ‥‥」


顎でシンクの縁を指し示すと
由奈はとろけたように目を細めた。