禁断兄妹
第23章 誰とセックスしても
「いらっしゃい」
ドアを開けて俺を出迎えた由奈
その髪は濡れていて
俺の言った通りシャワーを浴びたのだとわかる。
「久しぶりだね柊君」
「そうかな」
裕福な家庭の由奈
独り暮らしをしているこのマンションも親の名義だとか。
俺は床のラグの上に腰を下ろし
ベッドによりかかった。
「お腹、空いてる?」
「いや」
「えー、せっかく用意したから、食べて」
由奈が手渡してくれたビールを飲みながら
小さなキッチンに立つ由奈の背中を眺める。
身体のラインがはっきりとわかるマキシワンピースの部屋着
モデルだけあってスタイルはいい。
さほど広くはないワンルームの部屋
ベッドからすぐそこのキッチンで
由奈の形のいい尻が揺れている。
ビールを飲み干した俺は立ち上がると
ベッドのサイドテーブルの引き出しに手を伸ばした。
そこにはコンドームが入っている。
俺は一つ手に取ると
由奈の背中に近づいていった。