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禁断兄妹

第28章 俺にとどめを刺せ ※※柊side※※


甘い果実を食むように
何度も
何度も
口づける。

声にならない萌の熱い吐息
全て飲み込むように
深く求め続ける内に
腕の中
少しずつ力が抜けていく萌の身体
ほどけていく舌先

俺のそれと柔らかく絡み合って
まるで一つになって溶けていくような感覚

甘い目眩に
気が遠くなる。

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