禁断兄妹
第28章 俺にとどめを刺せ ※※柊side※※
立っていられなくなったのか
俺の腕の中から崩れ落ちていく
萌の身体
その唇を追いかけて
俺も身を屈めて
そのまま二人立ち膝になって
更に力を失った萌が
後ろに腰を下ろしてしまっても
俺は止められなくて
もっと欲しくて
もっと
もっと
もっと
のめり込むような俺の口づけを受け止めながら
萌は崩れた体育座りのような姿勢で
身体を支えるように両手を地面につく。
俺も片手を地面について
仰向けに倒れてしまいそうな萌の背中にもう片方の手を回し
萌の足の間に身体を入れて
夢中で求め続けた。
俺に応えようと
懸命に舌を動かす萌
たまらなく可愛くて
また深く
求めてしまう