禁断兄妹
第4章 犯されるって、言えば‥‥?
「萌ったら寝ぼけてるの?」
受話器の向こうでお母さんは笑って
でもお兄ちゃんが帰って来ているなら良かった、と
安心したように言う。
お兄ちゃんは私を抱きしめていた両手を脇の下に滑り込ませると
後ろから私の両胸を持ち上げるように
きゅうっと揉み上げた。
「っっ!!」
予想外の行為に
私の身体がびくんと跳ねる。
「今日はお天気もすごく良くてね。海がとっても綺麗だったわよー」
お母さんの声を聞きながら
両胸をじかに揉みしだかれて
声が出そうになるのを必死に耐える。
こんなの
無理
お兄ちゃん
何を考えてるの