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禁断兄妹

第4章 犯されるって、言えば‥‥?



「‥‥は、早く、帰って来て‥‥っ」


やっと出てきた言葉は
自分でも呆れるほど
まるで喘ぎ声のそれで

でもお母さんは気づかずに
あら寂しいの?と笑った。

私の固く立っている乳首の先端と
そこに人差し指を当てて円を描くように刺激しているお兄ちゃんの指が
嫌でも目に入る。

お母さんはまさか
夢にも思っていない

私が今
電話の向こうで

いつもはとても仲のいいお兄ちゃんに
こんなことをされているなんて

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