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禁断兄妹

第41章 優しくしたいけど‥‥無理かも知れない~バスルームで~


チュッ‥‥

ゆっくりと唇が離れる度
名残惜しげな小さな音があがる。

離れては求めて
繰り返す度
目眩に堕ちていく。

薄く目を開けると
それに気づいた柊が
微笑むように瞳を細める。

こんなに優しい口づけのどこが虐待なの
こんなに優しい瞳のどこが悪魔なの

わからない

私には

わからない

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