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禁断兄妹

第46章 優しくしたいけど、無理かも知れない~ベッドの上で④~


「はあっ、柊‥‥っ、しゅ、う‥‥ッ」


身体に走る痙攣の間隔が次第に狭まって
ほとんど震えている萌
俺の指先からあがる淫らな水音が
速度を増して部屋に響く。


「イく‥‥ッ、イっちゃ、う‥‥ッ」


泣き出しそうな切迫した声に
俺は擦り立てていた指先の動きをふっと緩めた。

今にも弾けそうな完全に屹立したクリトリスと
紅く熟れた乳首から両手を離すと
萌は身体全体で大きく息を吐き出しながら
四肢の硬直を解いた。


「‥‥寸止めしてごめん」
 

肩で息をしながら俺を見上げる萌
その頬にキスして
俺はヘッドボードのコンドームへと片手を伸ばした。

出来るだけ俺自身で愛して
イかせたかった。


「今挿入れたら、すごく気持ちいいと思うよ‥‥」


微笑みかけると
萌は荒い息に胸を上下させながら
夢見るような熱く潤んだ瞳で俺を見つめた。


「それ‥‥しなきゃダメなの‥‥?」

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