無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

吸いつくような音を立てて
ついに柊と肌が触れあったかと思うと
更にぴったりと密着するように静かに引き寄せられる腰


「あっ‥‥」


そして深く満たされたまま
シーツについていた膝頭が浮き上がるほど
柊の下半身全体でじわりと押し上げられる。


「ああぁん‥‥ッ‥‥！！」


そんなにも
奥を

強く閉じている目の前にいくつもの星が飛んで
恥ずかしいほど甲高い自分の声が部屋に響いた。


「ごめん‥‥きついか‥‥？」


真っ白な頭の中に流れ込んだ掠れた声
荒い呼吸

私の中の柊が
緩やかに浅いところまで退いていく。

腰を掴んでいた片手を私の身体の横について
もう片方の手は私を支えるようにお腹に回した柊

私は上半身を倒した柊の広い胸に
すっぽりと包み込まれた。