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毬のように小刻みに弾む私の身体

柊の灼熱に突かれ
擦られ
熱い。

内側から
何もかもぐちゃぐちゃに溶けていく。

溶け残った喉だけが

柊

ただあなたの名を呼び
叫ぶ。

柊

柊


「はあっ、萌‥‥、も、え‥‥っ」


野性の獣のような荒々しい息遣いごと
熱く濡れた舌先が不意に耳穴にねじ込まれて
鮮やかに覚醒する意識

足の先まで走った甘い痺れに四肢が震え
力が抜け落ちた。

その瞬間
震えるような力強い振動を内側いっぱいに与えられて
全身が炎に包まれる。


「イく‥‥イっちゃ‥‥しゅ、う‥‥っ‥‥！！」


一気に迫り上がった熱が
密着した二人の身体の間で水音を立てて弾けるのと同時に
強く収縮した私の中で柊の熱が膨れ上がり
野性的な唸り声と共に
その腰が鋭く痙攣するのを感じた。