テキストサイズ

禁断兄妹

第6章 綺麗にしてあげよっか‥‥



唇を優しくついばむように
何度も繰り返されて

目を閉じていても
お兄ちゃんの唇が
微笑んでるような形になってるのが分かる。

薄く目を開くと
睫毛を伏せて
いとおしそうに微笑みながらキスを続けるお兄ちゃんの顔が
すぐそこにあって

あんなにいっぱいいやらしいことをされたのに
何故か
一瞬
胸に甘い痛みが
広がった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ