禁断兄妹
第6章 綺麗にしてあげよっか‥‥
唇が離れるのと一緒に
中に入れたままだった二本の指が
ゆっくりと引き抜かれて
溜まっていた熱い愛液が
パンティの中に溢れ出る。
「んッ‥‥」
思わず体が震えた。
「こんなに溢れさせて‥‥俺を誘ってるの‥‥?」
見上げたお兄ちゃんは
苦笑いするように微笑んでる。
「‥‥綺麗にしてあげよっか‥‥」
そう囁くと
淫らに目を細めて
下唇を舐めた。
優しい微笑みは影を潜めて
欲望に濡れた瞳が
私を熱っぽく見つめる。
「まさか、さっきので終わりだなんて、思ってないよね‥‥?」
え‥‥
どういう
意味‥‥?
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