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「お嬢様。」

第7章 どきどき

鳴り止んだ電話を

サイドテーブルに置く。

「.......っ」

ゆっくりまた龍太郎さんが動く。

「電話とって、

お前の喘ぐ声聞かせてもよかったけど」

意地悪に笑うと

その腰をスライドさせた。

「ゃっ.......あ.......//」

あたしの蜜部が

龍太郎さんのと擦れて

変な気分になる。

「折り返し電話する?」

あたしを試すように手を伸ばす。

「やあっ.......//」

大きな手をさえぎって

手を繋ぐと

ぐっと力が入る。

あたしは、力なんてもう残ってない。

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