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「お嬢様。」

第7章 どきどき

なんで泣いてるか

理由もわからなくなったときには

もう夕日は沈んでて

ちかくにあった電灯に

光がともっていた。

「はぁ.......」

あたしは溜息をついて

くしゃくしゃになった顔を

擦る。

そういえばとなりに

蓮さん.......

あたしって最低。

つらいことがあったから

彼を頼るなんて。

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