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「お嬢様。」

第8章 ふしぎ

バスタオルで

体を拭きながらこちらに寄る。

うわ、すごい.......筋肉質。

スポーツマンみたいにがっちりしてる。

少し水が滴ってセクシー。

まるでなにかのCMみたい。

「俺なかなか帰ってこれないから

毎日一緒にランニングしてるんだ。

まーお手伝いさんとか雇いたいけど

俺は普通の家庭で育ったから

それも微妙だしね」

苦笑い。

「でも出張とかあったら

どうするの?」

あたしは二匹を見下ろして言った。

かわいそうだな、寂しいもんね?

「このビルにはペットホテルあるから

そこに預かってもらってるよ!

部屋かっちゃったから、広々だし」

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