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「お嬢様。」

第8章 ふしぎ

ランとリンが嬉しそうに

舌を出してしっぽを振る。

「かわいいなあ」

あたしは頭を撫でてあげる。

「おっ!

朝ご飯ができてる!すげー」

嬉しそうにダイニングテーブルをみる。

「勝手に冷蔵庫あけて

つくっちゃった。ごめんね。

コーヒー飲む?」

うん、と言うとチェアに腰掛ける。

じーっと見つめてくる蓮さん。

「ど、どうしたの?」

コーヒーを淹れながら答える。

「んーん、ふたりで一緒に

いただきます、したいから」

ドキン

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