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「お嬢様。」

第9章 かぎ

どうお礼を言ったらいいのか

わからないまま、

あたしと蓮さんはカフェから出た。

と、

「優ちゃん.......」

辞退した幼馴染の優ちゃんのとなりに

いたのは時雨、

ではなかった。

「あれ?」

優ちゃんも違和感をかんじてる。

あたしと龍太郎さんが、

とおもったら

目の前で蓮さんと手を繋いでる。

優ちゃんの隣の女の子が騒ぐ

「なにっ優ちゃん、知り合いなの?

美男美女カップルー!いいなぁ!」

「花蓮、どゆこと?」

あたしは答えに戸惑う。

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