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「お嬢様。」

第9章 かぎ

用件を高杉さんは

蓮さんに告げるとまた礼をして去った。

あたしも会釈を交わす。

「はい、プレゼント」

ぽんっと、白い封筒を渡される。

あれ、紙じゃない。

なにか入ってる。

「?」

戸惑いながらも封筒をあけると

鍵がはいってた。

「へ?」

「さみしい時は、いつでもおいで」

ドキン

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