テキストサイズ

「お嬢様。」

第9章 かぎ

ウィンドウショッピングを

楽しんでると

あっと言う間に日が暮れた。

「さてと」

手を掴むと

蓮さんはあたしを

自分の好きなセレクトショップに

連れてゆくといった。

「うわぁ、おしゃれなとこ!」

フォーマルからラフなものまで

インポートのお店みたいで

店員さんもハイファッション。

「あー安西さん、いらっしゃいませ」

店長だよ、挨拶を交わす。

さて、とまた言うと

「すこしフォーマルな服を

俺のと花蓮のと、全身コーデ

してくんないかな?」

とあたしに言った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ