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「お嬢様。」

第10章 ゆうちゃん

「よっ」

部屋でくつろいでると

漫画かゲームを借りに時雨がきた。

「なんだ、時雨か」

ちぇ、花蓮だったらな。

「おいっ、失礼すぎなんですけど!」

ケラケラ陽気に笑う時雨。

たしかに。

「なー、時雨にすきなやつとかいんの?」

少し黙る時雨。

「え、あんたはいるの?」

軽くかわされた。

「.........さあ?」

「あたし、あんたの好きな子知ってる」

時雨が笑う。

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