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「お嬢様。」

第10章 ゆうちゃん

いつも

優しくて可愛い花蓮と

男勝りな根性のある時雨

それから俺の三人。

公園で遊んだり

一緒にピクニックにいったり

運動会のことで話したり

下校をみんなでしたり

色んな思い出が鮮明だ。

青春期になると

好きな花蓮の手に触れたい、

キスしたい、と思うようになった。

と、ある日のことだ。

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