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「お嬢様。」

第10章 ゆうちゃん

そう、そんなかんじで

時雨にも会えてないからって

俺は告白してきてたオンナを

適当につまんでは食べて

都合よく遊ぶようになった。

ある種

人の気持ちを弄ぶ最低なやつ、だよな。

「時雨、まだおこってんのかな」

「もー優ぅー!きいてるのぉー?」

「お前うるさいよ。黙れって」

最近時雨のことが気になる。

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