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「お嬢様。」

第12章 ゆっくり

海だあ。

車をとばして20分くらいで

横からみれば海がずばーっと

広がってた。

たまたま駐車場も

そんなに混んでなくって

スムーズに停め、ふたりで場所決め。

「うわあ!きっもちいー!」

蓮さんも久々の開放感で

子供みたいにはしゃいでる。

あたしは日焼けどめを念のために

ぬりぬりして、シートに寝転がる。

きっもちいー。

蓮さんパラソルも借りてくれたので

日差しをそんなに浴びないし

ずっと横になってられる。

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