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「お嬢様。」

第12章 ゆっくり

30分もしないうちに準備完了。

コンコン、

とノックする蓮さん。

あたしは化粧台で最後の仕上げ中。

「花蓮」

振り向くとさすが蓮さん。

今日もピシッときまってる。

「花蓮........きれい、だね」

少し照れ臭そうに言った。

背中がぱっくりあいてて

前はお上品になってるのが大好き。

あたしのミニワンピやドレスは

このデザイナーさんので

いっぱいだもの。

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