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「お嬢様。」

第13章 うらぎり

明日から新学期だ。

すぐにでもわけは聞ける。

自分の部屋には戻らず、

下に降りてくと

花蓮の声がした。

誰かと話してる。

俺は思わず柱に隠れてしまった。

「俺もいっしょにいっていーだろ?」

「だーめ、蓮。男禁制だから!」

安西?

「彼氏だからいーじゃん」



かれし?

なんの話?

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