テキストサイズ

「お嬢様。」

第13章 うらぎり

......やっと......

花蓮は落ち着いた様子だった。

ソファで俺の膝に頭をのせて

少し横になっている。

俺も、......少し大人げなかったな。

偉大な赤西グループだとしても、

彼はまだ高校生。

しかも、あの様子だと......

その先はかんがえないことにした。

それを考えてしまうと

良心が痛む。

そして、俺は不利な立場にもなる、

それから花蓮は

どうしようか分からなくなる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ