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「お嬢様。」

第14章 あきのはじまり

茫然自失。

フラフラしながら

あたしは保健室に戻った。

先生は気を使ってか、

結果を問い質さなかった。

あたしはベッドに横になり泣いた。

ガラガラガラ

話し声が微かに聞こえる。

あたしの、

大好きな、声......

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