テキストサイズ

「お嬢様。」

第14章 あきのはじまり

レオンとは

別の話で盛り上がると

夕方になったので病室に戻った。

迷惑かけることもできない、

そう思い、

手紙を看護師さんに預けて

翌日の朝、あたしは退院していった。

25階にもどる。

世話役の白石さんは

少しの間御世話する!と言い張ったけど

あたしは丁重にお断りした。

昼から一週間ぶりに登校する。

「花蓮おはよ!大丈夫?」

「お嬢ー!心配したんだからっ!」

たくさんの友達やクラスメイトが

声をかけてくれた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ