テキストサイズ

「お嬢様。」

第1章 ざわめき。

「かーれーんーーーーっ!」

元気な声で

あたしのベッドに飛び込んできたのは

幼馴染の

時雨(しぐれ)。

「しーちゃん、なあに?どしたの?」

時雨は

あたしと違って

しっかりしてて

学級委員長なんてやる子。

性格もサバサバしてるし

はっきりしてて

クラスでも人気者。

ほんと、あたしからすれば

憧れの存在。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ