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「お嬢様。」

第4章 かたち

「で、明日.......

日曜日の夜、俺はお前を抱く。」

.......抱く?

え、は?え、どういう.......

「いやって言ったらもっと抱く。」

それって.......

あたしの顔が一気に赤くなる。

「でもあたし、龍太郎さんのこと.......」

しっ、と人差し指を口元にあてる。

「好きかわからないって言うの?

大丈夫、すきになるから.......」

でも、でも.......

「約束、ね」

ドキンドキン

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