それでも好きな人
第8章 甘い味
香苗「これっ似合うんじゃない?」
美鈴「けど高くない?」
香苗「セールで30%オフだって」
美鈴「30%!?」
香苗「買うでしょう?」
美鈴「うんっ」
今日は久しぶりに
姉妹で買い物に出かけていた
拓真が一緒だとぎくしゃくしてしまう事
もあったが
香苗と二人だけだと
やっぱり家族、姉妹だけあって
楽だった
美鈴「ちょっと買い過ぎたかな…」
香苗「まあいいじゃない」
美鈴「そうだね」
買い物を終え帰る途中
二人の前に意外なある人物が現れた
それは…
香苗「今夜、何食べたい?」
美鈴「ん~」
康太「あれっ美鈴?」
美鈴「?」
康太「美鈴!!やっぱり美鈴だ」
美鈴「康太…」
香苗「康太?康太って…」