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拓真「不安にさせてごめんね」

美鈴「…ううん」

拓真「じゃあお礼にこれっ、美鈴ちゃん
にプレゼント」

美鈴「プレゼント？えっでも…」

拓真「クリスマス、一緒に過ごせなかっ
たからね、その埋め合わせ」

美鈴「…ありがとう」


クリスマスプレゼント
それは今朝、家族としてもらっていた
だけど今
拓真から渡されたのは
家族からのプレゼントではなく
恋人からのクリスマスプレゼントだった
その中身は…


美鈴「チケット？」

拓真「一泊二日で温泉行かない？」

美鈴「でも泊まりは…」

拓真「その点は大丈夫だよ」

美鈴「えっ」

拓真「教師はね、冬休みなんてないんだ
急な出張だってあるし」

美鈴「出張…」

拓真「あとは美鈴ちゃん次第だよ」

美鈴「…」