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香苗「でも拓真…」

拓真「家庭教師代だって高いし他人より
僕の方が美鈴ちゃんも勉強しやすいでし
ょう？」

香苗「そうだけど…」

美鈴「お義兄さんがいいなら」

香苗「美鈴！？」

拓真「じゃあ決まり」

美鈴「よろしくお願いします」

香苗「…」


こうして
翌日から拓真が美鈴の
家庭教師をしてくれる事になった
だけど二人だと美鈴が勉強をサボるかも
しれないからと
勉強は
美鈴の部屋ではなく
居間でするように決められた


美鈴「はぁぁ…こたつに入ってると眠く
なるよ…」

香苗「美鈴！！」

美鈴「！！」

香苗「サボってないでやる」

美鈴「…」

拓真「美鈴ちゃん、プリント作ったから
まずはこれ解いてみて」

美鈴「はいっ」

香苗「…」